よくご質問頂く事項について少しお話致します。

かねこ大腸肛門クリニック

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最近若い人に多い大腸の病気

   最近若い人に多くみられる大腸の病気についていくつかお話したいと思います。 ご心配でしたら一度ご相談下さい。

(1)潰瘍性大腸炎

大腸に小さく浅い潰瘍が多発する病気です。 初期の症状はジェリー状の粘液が排便時に多くなり下痢の傾向になります。 放置しておくと粘液の量が増えるとともに血液が混じるようになります(粘血便)。 ひどくなると一日に何十回も粘血便がでるようになります。 原因は今のところよくわかっていませんが、ストレスや食べ物などが関係しているともいわれていますが 自分の大腸粘膜に免疫反能がおきているともいわれています。 治療は消化の良い食べ物にして副腎皮質ホルモンなどを用いた薬物療法が中心になりますが、 重症になると絶食にして点滴の治療もおこなわれます。 これでも効果がない場合には大腸を全部切除して小腸と肛門をつなげる手術が行われることもあります。 長期にコントロールが悪い状態が続くと癌が発生しやすくなりますので注意が必要です。

(2)クローン病

大腸や小腸に深い縦長の潰瘍があちこちにできる病気です。 症状は腹痛と下痢が主なものですが発熱や肛門周囲から膿がでるようになることもあります。 原因は潰瘍性大腸炎と同じように考えられていますが、良く分かっていません。 食べ物が潰瘍部を通ることが病気を悪化させることになります。 従ってかすが残らない消化の良い食べ物を食べることが大切で これに副腎皮質ホルモンを中心とした薬物療法を行います。 手術的な治療はできるだけ行わないのが原則ですがこれらの治療が無効な場合には 必要最小限の腸管切除が行われることがあります。 この病気も長期に経過しているうちに癌化することがありますので注意が必要です。

(3)粘膜脱症候群

排便時に強く息みすぎることのより肛門近くの直腸粘膜に浅い潰瘍ができる病気です。 出血と粘液が多くなり便意も頻回になります。 あまり力まずにゆっくり排便するようにすれば良くなることが多いのですが 神経症を伴っている場合には精神療法や薬物療法が必要になります。 潰瘍性大腸炎の初期症状のこともありますので専門医を受診して下さい。



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